ひび割れ物件は修繕すべき?売却価格や売却前に気を付ける事

建物の壁にひび割れがあること自体は、決して珍しいことではありません。老朽化すれば、建物のどこかにひび割れすることがあるのはむしろ当たり前のことと言っても良いのではないでしょうか。問題は、これからひび割れ物件を売却しようとしているのに、このままの状態で良いのかではありませんか。

そのままの状態で売却しても良いのか、それとも修繕してから売却した方が良いのかで迷ってしまうかもしれません。自分で修繕しておこうと思っているけれど、そのままの方が良いのかで悩んで結局何もしていない人もいるはずです。本当はどうすれば良いのかを考えてみましょう。

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売却価格に影響するのは場所と度合い

売却価格に影響するかどうかですが、実はどこにあるひび割れかによって大きく分かれます。内壁のひび割れの場合は、ほとんど売却価格に影響しません。建物の内側に気になるひび割れがあるのならば、それはそのままにしておいても良いです。 なぜならば、建物の内側であればそこから雨漏りする心配はありません。

内壁は、直接建物を支えている構造体ではないからです。ただし、不同沈下と言われる基礎構造に問題がある場合は影響がないとは言えません。ひび割れの度合いに関わらず、この場合は売却価格が下がってしまいます。 外壁のひび割れと基礎のひび割れは、売却価格に影響します。外側にあるひび割れは、基本的に売却価格に影響が出てしまうと覚えておくと良いのかもしれません。どの程度のひび割れなのかによっても売却価格の下がり具合が変わります。

内壁であればあまり問題はないものの、外壁や基礎の場合は影響が出てしまいますので、修繕も視野に入れておいた方が良いかもしれません。どれくらい深刻な状態なのかによっても全然違ってきます。素人がパッと見ただけではなかなか判断できないことでしょう。これからひび割れ物件を売却する際には、事前に調べたほうが良いです。

ひび割れの放置リスクを解説

ひび割れがあったからって、すぐに雨漏りするわけではないから、そのまま放置しておいても良いのではないかと考える人もいるのではないでしょうか。今は、外壁にちょっとひびが入っているだけであったとしても、雨風に晒され続けていくうちにどんどん悪化していくことが考えられます。放置しておいて改善することはなくても、どんどん悪化しますので本当に放置して良いのでしょうか。 ひび割れの度合いにもよるとは言え、このままでは建物自体の老化が早まってしまいます。

今は雨漏りしていなかったとしても、そのうち雨漏りすることがあるかもしれません。雨漏りするようになれば、ますます建物の老化が早まってしまいます。 それだけではなく、最悪な事態ともなると建物が倒壊することもあるかもしれません。状態が悪くなれば、倒壊することはあります。建物の構造を支えている部分が老朽化していけば、十分に倒壊は考えられます。 特に、外壁にひび割れがあるとシロアリの被害に遭いやすいです。

雨漏りだけでも大変ですが、シロアリの被害も重なってしまうとより倒壊の危険性が高まります。柱が侵食してしまうと、建物の耐久性が悪くなり、とても危険です。 ついつい放置してしまう人が多い建物のひび割れですが、放置しておくことは決して良いことではありません。既に雨漏りしているけれど、大したことはないと思って放置していませんか。ひび割れしているところを見つけたけれど、そのままにしている人も決して少なくはないはずです。

建物のひび割れは、想像以上にリスクが高いと思った方が良いのかもしれません。大したことがない状態だからと言って油断は禁物です。外壁や基礎の部分は普段からよく見るような場所ではないものの、建物の売却を考えているのであれば、しっかりと調べてみてください。ひび割れを見つけたのであれば、どれくらいの程度であったとしても放置するのではなく、何らかの対処をしておきましょう。

ひび割れ物件を高額で売却する為に出来る事

では、ひび割れ物件はどれくらいの価格で販売できるのでしょうか。もちろん、立地の条件によっても左右されますが、同じ条件であったとした場合のことを考えてみます。実は、ひび割れ物件は相場の約7割程度まで売却価格が低下してしまいます。ひび割れの度合いによっても違いがありますが、大体これくらいと考えておいてください。 建物を売却する時に、ひび割れがあることを必ず伝えておいてください。これを怠ってしまうと、瑕疵と判断されてしまうこともあります。

すると、後から賠償請求されることもあります。事前に建物のどこかにひび割れがないかを自分で確かめておいた方が良いです。そして、売却する時には正直に伝えます。 少しでも高く売却したいと言う時には、修繕しておくと良いです。売却前に修繕することで、相場とほとんど変わらない価格で売却することができるようになります。事前に補修しておき、履歴を残しておきましょう。 ただし、不同沈下の場合は修繕するにしてもかなり高くなってしまいます。

どれくらい修繕費用が必要なのかを確かめておくと良いです。 まずは、住宅診断を受けておくと良いでしょう。家の瑕疵を調査してもらい、どんな修繕が必要で費用がいくら必要かを調べます。大体5〜10万円くらいかかりますので、ほとんど修繕の必要がないひび割れ程度しかなかった場合は損をするかもしれません。 念のために瑕疵保険に入っておくのも一つの方法です。自分では見逃していたひび割れがあり、後で見つかることがあるかもしれません。

このような時に瑕疵と判断されたとしても保険に入っていれば損をしなくて済むはずです。建物中を見渡せることが容易なら良いですが、そうではない場合は念のために入っておくと良いかもしれません。 訳あり物件を取り扱っている専門業社がありますので、そちらに売却するとスムーズに売却できるでしょう。

ひび割れの度合いによってはなかなか引き取ってもらえないこともありますので、そう言う時には訳あり物件の専門業社を利用してみてください。 やはり、価格交渉をすることは大事です。ひび割れがある時点で簡単に買い主が見つからなくなりますので、売却価格もあまり期待できません。それでも、なるべく高額で売却したいわけですから価格交渉をやってみてください。ひび割れ物件自体があまり人気がないので、あらかじめ訳あり物件の専門業者に頼ることで、なるべく早く売却してしまうと良いです。

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