借地権のオススメ売却先は不動産買取!何故良いの?高額売却可能な理由と手続き方法

借地権は、建物を建てるために地代を払って地主から土地を借りる権利です。土地の権利は地主にあって、地代を支払うことで借りることができるため、借地に建てた建物を無断で売却できないようになっています。 契約期間が満期になったら、更地にして地主に土地を返す必要があります。

しかし、満期になる前に借地権のあるマイホームを売却したいというケースも考えられます。そんなときには、地主との交渉やどこに売ったら良いのか、どんな手続きをして、どんな注意点があるのかなどを知っておくことでスムーズに売却することができるようになります。

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借地権売却先の選択肢

借地権の選択肢は3つから選ぶことができます。一つが、借地権を地主に買ってもらうという方法です。この方法がトラブルが少なく、手続きもスムーズですので一番理想的な方法だと言われています。 借地権を消滅させることができ、トラブルもない方法ですが、このケースはほとんどないとされています。

長い期間を借地として利用していた土地を、自分で使うという考えがないためです。そのため借地権を買い取っても利用価値がなくなります。地代もなくなるため、あまり好んでこの方法を選ぶ地主はいないのです。ただし、信頼関係があって借地権を買い取ってもらえる可能性がある、地主が土地利用する予定があるという場合には、十分交渉する価値はあります。 借地権は売却することができるため、第三者に売るということもできます。

この場合には、事前に地主の承諾が必要です。地主の承諾を得る際には、譲渡承諾料というお金を支払うのが一般的となっています。法律で決められた支払いではありませんが、借地権価格の10%程度を土地を借りていた人が地主に対して支払うことがマナーです。 しかし、地主以外の第三者に売却するのは難しく、不動産取引現場ではこのようなケースは多くないです。第三者に販売するときには、土地の利用方法・地主の意向など様々な要因が絡むことから、第三者が購入する場合には交渉がかなり難航することも珍しくなく、交渉に何年もかかってしまうこともあります。

このような手間を考えると、第三者が借地権を購入するよりも、自分好みの土地を見つけて住宅を建てた方が良いと考える人が多いことから売却は難しいと言われています。承諾なしで売ってしまう方法もありますが、その場合地主との信頼関係が壊れてしまい、借地契約を解除されてしまうことも考えられます。 不動産会社に借地権を買い取ってもらうという方法もあって、第三者に売るよりもスムーズに売却することができます。

不動産会社は不動産に関してプロですので、交渉に強いというメリットが得られます。 借地権は権利関係が複雑になってしまうケースも多く、自分だけで解決することが難しい取引になることも珍しくないです。一般の借地人と地主の間で合意できる内容を決定することができず、長引いてしまいますが、不動産のプロである不動産会社ではそのような交渉に慣れています。 双方が納得できる交渉をしてもらうことができることから、借地権を売却したいという場合には不動産会社に相談することがおすすめです。

借地権を売却するまでの流れとは

借地権を売却したいというときには、売るまでの流れを事前に知っておくことがスムーズに売るときのポイントの一つです。 最初に行うのが地主との交渉です。譲渡承諾を得ることは必ず必要で、この承諾がなければトラブルに繋がってしまいます。譲渡する際には譲渡承諾料も必要ですので、これも決定します。

価格は地主と借地人との間で決まりますが、借地権価格10%程度が目安となっています。ただし、あくまでもこの数字は目安ですので、ケースに応じて費用は変わってきます。 住宅が古い場合には、建て替え許可も同時に得ておくと良いとされています。この許可も得ていなければ、新しい買主が住宅を建て替えたくてもできないという状態になってしまいます。建て替え承諾を得るときは、土地のこととは別の条件変更ですので別の承諾料も支払うことが求められます。

地主から承諾を得られたら、売却活動を行います。第三者に売ることは難しいことから、売るのであれば不動産会社を頼ると比較的スムーズに売ることができます。買主が決まっているのであれば、不動産会社を挟まずに直接売却活動することも可能です。 不動産会社にも得意分野があるため、スムーズに売りたいというときには借地権売却に強い不動産会社に相談することが重要です。複数の不動産会社に査定をしてもらうことで、その不動産の相場を把握します。

査定結果をもとに、借地権売却に強い不動産会社に相談して仲介を依頼します。仲介を依頼すれば売却活動を会社が行ってくれます。 買主が見つかったら、具体的な条件について交渉をします。価格・時期などを主に決めていき、会社に頼っている場合には、価格や時期などをあらかじめ伝えておけばそれに合わせて会社が交渉してくれます。 条件に合意ができたら売買契約を締結します。

地主の合意も必要ですので、借地権者と買主との契約のほか、地主に承諾書を書いてもらうことで契約が行えます。 最後に決済・引き渡しが行われます。契約内容に基づいた決済および引き渡しを行って完了です。借地の建物の所有権は買主に移ることとなるため、所有権が移るときに必要な所有権移転登記もしっかり行います。 売却する際には、売却活動以外にも、内覧の立ち会いや契約書の作成、代金決済や物件の引き渡しなど様々な手順がありますが、これ全てを自分だけで行うというのは難しいものです。不動産会社に相談することで全面的にサポートしてしてもらうことができます。

借地権の買取業者を選ぶポイント

借地権の売却は、通常の不動産会社ではスムーズに売ることができない可能性もあります。そのため、売るときには借地権売却に強い会社を選ぶことが大切です。しかし、借地権売却に強い会社の情報を探すのは難しいということも考えられます。そんなときには、選び方の基準を知っておくことが良いとされています。

売る時の基準の一つになるのが、借地権を買い取った実績のある業者を選ぶという方法です。不動産会社では、買取実績をホームページなどで公開しています。実績が非公開の時でも、問い合わせをすれば実績を教えてくれる業者も多いです。 買取実績のある地域や物件、買取価格などから選んでも良い会社かなどを判断することができ、どれぐらいの買取価格で買ってもらえそうかなどの目安になります。 理想的なのが借地権買取に特化した業者に売るということです。

多くはありませんが、借地権の買取りに特化している会社もあり、この会社であれば譲渡を認めてくれない地主・借地権相続を受けたが必要ないと主張する地主・過去のトラブルから売却にもめたなど、様々な案件を解決した実績がある会社も少なくないです。 このような会社であれば、なぜ売却したいのか、地主と揉めているか、買取価格はどれぐらいが良いのかなど親身になって相談に乗ってくれることが多いです。借地売却に関してのノウハウを持っている業者ですので、信頼性も高いと言えます。 特化した業者が見つからないときには、弁護士・税理士が在籍している業者であれば安心です。

地主とのトラブルで多いのが、承諾が得られない・高額な承諾料を請求されるなどが挙げられます。このようなトラブルを解決したいという場合には、法律や税務に関する知識が求められることもあります。 弁護士・税理士が在籍している不動産会社に頼ることで、法律やお金に関するプロの専門家がリスクを減らしたり、トラブルを解決してもらえます。

借地権を買い取ってもらうためには、信頼できる頼れるパートナーが重要となってきます。問題解決をスムーズに行うためには、買取り業者選びは慎重に行います。 借地権の売却は、一般的な所有権に比べて手続きやルールが複雑です。準備をしっかりしていなければ、なかなか売却できなかったり、地主との間で裁判に発展してしまうなどのリスクがあります。また、土地ごとに契約条件や物件の状態で適切な売却方法も異なってくるとことから、信頼できる不動産会社を選ぶということが大事です。

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