終活・老後の資金の為のリバースモーゲージとは

年金と言っても大してもらえないと言う高齢者はたくさんいます。国民年金だけだから、これだけでは到底老後の資金が足りない人は多いです。また、年金保険料を支払っていなかったと言う高齢者も多いでしょう。高齢になると医療費もかかりますし、困っていませんか。

年金や貯金はあまりないけれど、家を持っていると言うことであれば老後の資金を調達することができます。リバースモーゲージを聞いたことはありませんか。あまり耳慣れない言葉かもしれませんが、これのお陰で老後の資金が足りない人も何とか調達することができるかもしれません。

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シニアに人気、リバースモーゲージとは

シニアの間で話題ですし、とても人気があるのがリバースモーゲージです。これは、自宅を売却してもそのまま自宅に住み続けることができるものです。自宅を購入した人であれば、利用することを考えてみてください。 通常は自宅を売却すると、もう自宅に住み続けることができなくなります。新しい家を借りるのか買うのかしなくてはなりません。

しかし、リバースモーゲージであればそのまま住み続けられるからこそ、シニアに人気が高いです。 不動産の所有権を持ったまま担保にして借り入れることができます。しかも、上限金額に応じて定期的な借入もできます。 今では多くの自治体や金融機関で取り扱っていますが、金融機関によって資金用途が限定されるので気をつけてください。

どのような資金用途に限定されることがあるのかですが、老後の生活資金や医療や介護費用であったり、老人ホームの入居一時金や自宅のリフォーム費用です。また、住宅ローンの残りに当てたり、趣味やレジャーのためにも使えることもあります。子供に生前贈与するためにも活用できることもあります。

意外といろいろな資金用途がありますが、自治体や金融機関によっても違いがありますので、資金用途を調べておくと良いです。中には老後の生活資金のみにしか使えないこともあります。逆に生活資金として使えないところもあります。どこで利用するのかによっても、その資金の使い道が変わることがわかりますので、くれぐれも気をつけてください。

リバースモーゲージが向いている人の特徴

自分は自宅を購入したからリバースモーゲージに興味があると言う人は多いかもしれません。では、どのような人に向いているのでしょうか。 自治体や金融機関などで利用できるわけですが、老後の資金が足りない人に向いています。もちろん、生活資金として活用できるところを選ぶことが前提です。

自宅を持っているけれど、生活資金がない時には利用を考えてみませんか。 これは高齢者向けで、利用できるのは60〜80歳です。この年齢の人に向いています。大体この年齢が対象となっていますが、都道府県社会福祉協議会が実施主体の場合は65歳以上となっていますので注意が必要です。 そして、自宅を持っている人でないといけません。基本的には戸建が対象となっています。中には、マンションでも可能な場合もありますのでマンションを所有している人は調べてみてください。

また、年金などの継続した収入がある人であったり、同居家族が配偶者のみなどの条件があります。子供が同居していると利用できないなど常見があります。契約する際に、推定相続人全員の同意が必要になりますので、こちらも気をつけなくてはなりません。 戸建を持っていて、老後の資金が足りないと言うことであればリバースモーゲージを考えてみませんか。マンションを購入している高齢者もたくさんいます。マンションを持っている人は、利用できる金融機関などが限定されてしまいますが、諦めないで探してみると良いでしょう。

リバースモーゲージのメリット・デメリット

メリットももちろんありますが、リバースモーゲージにはデメリットもあります。これから、利用を考えているのであれば、これら両方を頭に入れておく必要があります。メリットばかりを見たくなりますが、デメリットも見た上で決断しましょう。 まずはメリットですが、自宅にずっと住み続けることができることです。

長年、住み慣れた自宅にそのまま住み続けたいとは思いませんか。しかし、老後の生活資金や医療費や介護費用などが足りなくて困っている人にピッタリです。自分が所有した状態で、生活資金などを受け取ることができます。利用者本人が亡くなった時に、自宅を売却することで元金の一括返済ができます。 自宅を売却してしまうと家を出て行かないといけなくなりますが、その必要がないので安心です。愛着のある自宅に住み続けたい人に良い制度ではないでしょうか。

高齢となってから、新しい家を借りるとなると大変です。高齢者には部屋を貸さないと言う物件も少なくはないと言われています。リバースモーゲージであれば、自宅にそのまま住み続けることができますから、これは最大のメリットでしょう。 資金の用途がいくつもあることもメリットと言えます。

どこで利用するのかによっても違いがありますので、この点だけは気をつけなくてはなりません。老後の生活資金が足りないから生活費にしたい人も良いですし、趣味やレジャーのための費用を調達するためにも良いです。 どこで利用するのかによっても違いがあるとは言え、ある程度は自由に資金を使うことができます。趣味が多い人には特に良いかもしれません。旅行に行きたいけれど年金だけでは難しいと言う人は多いでしょう。

旅行に限ったことではありませんが、老後は趣味を楽しみたい人は多いはずです。趣味のために使うことはもちろん、年金だけでは生活が厳しいと言う人にもピッタリです。 子供がいない人にもメリットがあると言えます。年金の不足分をリバースモーゲージで安心して調達することができるからです。

子供がいる場合は、子供のために資産を残しておきたい人もいるでしょう。しかし、子供がいないのであれば夫婦で今ある資産を使い果たすことを考えても良いのではないでしょうか。 有料老人ホームなどに入居するために資金を利用することもできます。自宅を残しておいてリバースモーゲージで有料老人ホームへの入居資金を調達することができて便利です。 借入人本人が亡くなってしまったとしても、配偶者に引き継ぐことができる金融機関が多いです。

自分が亡くなった後も、配偶者がそのまま自宅に住み続けることができることもメリットでしょう。 会社を定年退職したけれど、まだ住宅ローンが残っている人はたくさんいます。そう言う人にとってもリバースモーゲージが合っています。住宅ローンの返済が負担になっている人がリバースモーゲージで借り換えを行うと良いです。これまでは元金と利息の両方を返済していたものが、利息だけの返済だけで済むからです。住宅ローンが残っている人にはメリットが多いことがわかります。

リバースモーゲージはメリットが多いですが、デメリットもありますので注意が必要です。今の日本は高齢化が進んでいます。寿命も伸びていますし、長生きするかもしれません。すると、最初に設定された融資限度額まで資金を使い切ってしまう可能性があります。長生きする人が増えていますので、可能性は十分にあるのかもしれません。 長生きしてしまったために、融資が途絶えてしまった上に超過分を返済しなくてはならなくなります。

手元に資金がない場合は、存命中であっても自宅を売却しなくてはならないこともあるので要注意です。 借入人本人が亡くなっても配偶者に引き継ぐことができますが、条件や審査が必要です。大抵の場合はそのまま配偶者が自宅に住み続けることができますが、条件や審査のことを考えておくと良いかもしれません。 変動金利となっていますから、金利が高くなったり低くなったりすることが考えられます。変動金利のみですから、金利によるリスクも考えておかなくてはなりません。

生きている間に、土地や建物の価値が下落することもあるかもしれません。すると、融資限度額が見直されることもあります。思っていた以上に老後の資金として利用できないかもしれないと言うことです。 メリットが多いように見えますが、必ずしもメリットだけとは言えないことがわかります。特に気になるのは、寿命が伸びている時代ですので長生きして老後の資金が足りなくなることではありませんか。

そう考えると、利用を躊躇してしまう人も多いかもしれません。 寿命は誰にもわからないことなので、自分が何歳まで生きられるのかはわかりません。老後の資金のためにと思ってリバースモーゲージを利用したい人は多いですが、メリットだけではなくデメリットまで頭に入れた上でどうするべきかを考えてみてください。

まとめ

コマーシャルでも見かけることがあるために、興味がある人が多いのかもしれません。リバースモーゲージは、高齢化社会の日本にとって良い制度と言っても過言ではありません。メリットの方が多いようには見えるとは言え、デメリットもいくつもありますので利用する際にはよく考えた方が良いです。

自宅を持っていることが大前提であることは確かです。一般的には戸建てが対象となりますが、マンションでも利用できる金融機関もありますから、幅広い人が利用できます。どんどん利用できる自治体や金融機関が増えていますので、興味がある人は資料請求から始めてみませんか。複数の自治体や金融機関の資料請求をしましょう。相談会などにも参加して、決断してみてください。

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