【チェックリストあり】家族に迷惑をかけない為の老後・終活のポイント

老後、自分自身も安心して暮らせて家族に迷惑をかけないための活動が終活です。終活においてはやるべきことのチェックリストがあればうっかり忘れる事項もありません。リストを見ながら順番にできることから行っていくのが堅実です。ここではチェックリストの紹介と内容について詳しく紹介します。

終活という言葉は聞くものの、何をどうすれば良いのかよく分からない人もいるでしょう。そんな人のために、終活の進め方やポイントについても解説するので参考にしてください。 夫婦や子供たちなど家族みんなで話し合うことも大切です。安心の老後をみんなで作っていくのが何よりです。

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終活のススメ

終活は面倒に感じる人もいるかもしれません。けれどもできることややりたいことから少しずつ無理のない範囲でしておけば、心配事が減るのは確かです。誰しも老いてくると、体の自由がだんだんと利かなくなってきます。心身共に動けるうちに、自分が死んだ後のことをいろいろとしていれば不安が拭えることでしょう。

子供たちがいるならば、できるだけ自分のことで迷惑をかけたくないと思うのが親心です。また子供がいないならば、ほかの親族に労力をかけるのは気が引けます。できることは生前のうちに決めて手続きなども済ませれば、心置きなく最期を迎えることができるのではないでしょうか。 終活は残された遺族のためでもあり、自分自身のためでもあるのです。 そして特に終活にマニュアルや法則はありません。

その人その人のペースやライフスタイル、家族構成に合わせて行えば問題ないです。何歳からすれば良いのか悩む人もいるでしょう。特に始める年齢も決まっていませんが、ポイントは元気なうちに行うことです。やはり活動するのには気力体力が要ります。心身共に弱ってしまうと、だんだん何もできなくなってしまいます。周りの人も、病気になった相手に対して死後の話などはしにくいです。できれば元気な早いうちから、少しずつスタートを切るのが良いのではないでしょうか。 過剰にお金をかけてする必要もありません。あまり深刻になり過ぎずに、余裕を持って賢い終活を行いましょう。

終活をスムーズに行う為のチェック項目

終活をするにあたって、チェックリストを作っておくと順番に行いやすいです。ひとつずつ挙げて、内容を説明していきます。 まずは介護についてです。 年を取ると多かれ少なかれ、要介護になることは仕方ありません。大切なのは、どこで誰に介護してもらうのかを明確にしてその準備をしておくことです。

体が悪くなるだけでなく、近年増えているのは認知症です。認知症になってしまうと、初めのうちは体は元気であったとしてもだんだんといろいろなことが自分ではできなくなってしまいます。寝たきりや認知症になったときの介護については、さらによく考えて決める必要があります。 突然倒れたときに、スムーズに医療機関へと搬送されるような準備も重要です。この点で抜かりがあると、孤独死してしまうことになりがちです。

臨終を誰に看取って欲しいのかも定かにしましょう。 次に、葬儀に関する事項を挙げます。 亡くなった後には、お通夜や葬儀を行う人が多いです。それについてどういった葬儀を希望するのか決めていきます。もしくは、葬儀をしないという選択肢もあります。 葬儀をする場合はいくらくらいの予算でどんな規模にしたいのか、弔問には誰を呼んで欲しいのかも遺族に伝えます。社交的な人の場合友人知人が多くて、亡くなったときに遺族が連絡するのに困るという話もよくあるのです。

宗派やお寺、葬儀社の希望などを家族に伝え、遺影も準備します。喪主を誰に託したいかも決めれば遺族も悩まずに済みます。 お墓についても終活では重要なリストです。どんな弔いを望むのかは人それぞれ考え方が異なります。家族構成によっても、理想的なお墓は違うでしょう。お墓を持つとなると管理もしなければなりません。誰に管理をしてもらうのかも考える必要があります。お墓の維持費や購入費もいくらにするか決めておくことが大事です。

お墓を建てた後に、誰と一緒に入りたいのかも伝えるようにしましょう。 子供がいない場合には、お墓を作らずに永代供養をする人も増えています。しかし永代供養も生前に予約しなければなりません。 病院をどうするのかもチェック項目になります。 老いて病に罹ったときに、罹ってからではなかなか決めにくいこともありますし元気なうちに話し合っておくべきことも多いです。どこの病院でどんな治療を受けたいのかを遺族にも伝えておくと安心です。遺族もどうすれば良いかが分かって、スムーズに動けます。

老いてから最期を迎える住まいは、自宅が良いのか施設が良いのかを決めます。認知症になった場合などは、自宅にて家族が介護するのはとても大変になってきます。そうなると施設や病院に入るほうが安心な点は多いです。 しかし自宅を終の住まいとするならば、バリアフリー化する必要があります。段差をなくし手すりを付けるなど、さまざまなリフォームをしなければなりません。こうした工事もまた、元気なうちに手を打たなければ心身が弱ってからでは大変です。最期まで家で暮らしたいと決めたならば、それに対しての住まいの準備を早い段階から始めましょう。

いざというときに困らないように、医療保険や生命保険を改めて確認して見直すことが大切です。保険の変更なども手続きやややこしいので、元気なうちでなければなかなか難しいです。信用のおける保険スタッフの元、早いうちに行いましょう。 延命治療と臓器提供について、どうするのかしっかり考えます。 意思を明確にしておかなければ、家族が困ります。特に延命治療に関しては、自分自身がどうしたいのかをはっきりと家族やかかりつけ医などに伝えておく必要があります。

遺言書に関しては必要に応じて作成します。この際、専門家に相談したほうが確実です。遺言書は要らない場合もあります。 お金・財産に関する内容は避けられません。 終活にいくらくらいのお金を使う予定なのかを定めます。終活の資金計画を立てることで、財産も残せます。そして遺族に対しての財産分与も具体的に決めていくことが大切です。 貯金や銀行口座、そのほかいろいろな財産については保管場所や暗証番号などを家族に伝えておかなければなりません。いくら財産があろうとも、保管場所などが分からなければうやむやになってしまうことがあります。

財産に関しては、遺言書に書いて残しておくようにしましょう。 万が一、家族に何かしらのローンが残ることはないかどうかも改めて確認しておくことが大事です。ローン返済があるのであれば、相続を放棄するなどの後の対策を考えておかなければなりません。 不用品の処分と整理をしていきます。 断捨離をして家の中を片付けることで、亡くなってから遺族に迷惑をかけずに済みます。必要なものと不必要なものを分けましょう。

残したいものは保管場所を決めるようにします。スマホやパソコンの中身など、誰にも見られたくないものはないかどうかも要確認です。 価値ある遺品を誰かに相続したい場合は、具体的に物と相手を記しておく必要があります。曖昧にしたままでは、後で遺族が揉める原因となってしまうので気を付けましょう。

不動産の相続は特に家族が揉める為、生前に相談を

亡くなった後に遺族が揉める代表的な事項が、不動産の相続に関するものです。これに関しては特に、生前に家族で相談しておくことが大切と言えます。 住まいはいろいろな相続の仕方があります。相続人がそのまま住むやり方もありますし、亡くなった後は誰も住まないため取壊すこともあるでしょう。

また家や土地を売却する方法、リフォームやリノベーションを施して入居者を探すパターンも見られます。法人所有にしたり、賃貸物件として活用したりすることも可能です。 しかしながら故人の住んでいた家は大きな存在であり、なかなかそう簡単には処分しにくいのが現実です。相続人が多数いる場合には、一体誰が受け取るのかも揉めることが多いと言えます。お金と違って家はひとつしかないので、分散することもできません。

こうした点もふまえて、生前元気なうちに、家族みんなで話し合って家について死後どのようにするかを決めておく必要があるのです。 子供や遺族の誰かが引き続き所有するとなった際には、固定資産税についてもどのようにするか決めなくてはなりません。また複数人で所有するというのも、一見円満な方法に見えますが実際は難しいです。売却時にも全員の合致が必要になります。可能な限りは、誰か1人が相続することが望ましいです。

分与の仕方はさまざまあるので、専門家に相談するなどして賢い方法を考えましょう。財産の種類によって分割するやり方もあります。つまり、土地・建物・現金をそれぞれ別の人が相続する方法です。相続しても空き家になってしまっては、それもまたいろいろと課題となります。中古の古い家は、リノベーションをして綺麗に回復させることで需要が高まります。また思い切って建物は壊して、土地だけにすれば売れやすいです。遺産相続段階で売却して、遺族がその金額を分け合うという選択もあります。 不動産相続はきちんと話し合っておけば、非常にたくさんの選択肢があるわけです。揉めずに円滑に済むためにも、しっかり相談し合うようにしましょう。

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